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映画「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞の森谷雄プロデューサーのプレミアムクラス開催

  • 執筆者の写真: creactinc
    creactinc
  • 4月27日
  • 読了時間: 3分


映画「ミッドナイトスワン」(草彅剛主演)で日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか9部門を受賞した日本を代表するプロデューサーであり、自身で監督も務める森谷雄さんによる俳優へ向けたプレミアムクラスを開催しました。


これまで携わってきた作品群を見ると、一流の俳優陣、一流の監督陣と共に作品を創り上げてきた作品ばかり。そして、現在公開中の映画「35年目のラブレター」(出演 笑福亭鶴瓶、原田知世)企画・プロデュース。また4月公開の映画「Page30」(2025年4月11日(金)公開)の制作会社代表であり、プロデューサーでもあります。

長年この世界のトップとしてドラマ・映画を作り続けており、ものづくりに対してとても熱い情熱をお持ちの森谷さん。なかなかお会いできる機会がない森谷雄さんによるプレミアムなクラスです。



まずは、なかなか俳優の方は知らないと思う「脚本・物語がどう作られているか?」を解説してくださいました。数々の名作、映画はこういう形で脚本を練られて、物語が進行していく。

メインキャストの物語に、サブのストーリーもちゃんと交わっ化学反応を起こしていく。

なかなか聞けない制作側の流れをお聞きし、その中で俳優は与えられた役をきちんと物語・シーンの中で表現してください。


「どんな小さな役でも、たとえセリフがない役でも、絶対に意味はあります。」


受講者からの質疑応答にも、真摯にお答えして頂き、

・現場での俳優のどこを見ているか?

・オーディションの際の見ているポイント

・一緒に仕事したいと思う俳優は?

等々、なかなかお聞きできない答えを沢山お伺いする事ができました。





そして、様々なワークを通じて現場へ行く際の俳優の準備ポイントを伝えてくださいました。


「現場では監督の演出などに対応しなかればならないです」

「一つの芝居だけを準備していても、違うパターンを求められる事が多々あります」


こうするだけで、全く見え方が違うお芝居になるというワークをし、受講者それぞれが最低4パターンは準備できるという事例を伝えてくださいました。




そして、簡単な台本を用いてある設定の中でお芝居をしてもらいます。

相手からどう受け取って、どういう返すお芝居になるのか?

また、セリフの強弱を考えて、どのパターンがお互いが一番しっくりくるのか?

を探りながら俳優陣の感覚を研ぎ澄ましてくださいます。


「ここからは、現場で起こりえる、実践的な事をやっていきましょう!」


この脚本の中で、「わざわざ言わなくても良いな…というセリフ。削ってもよいと思うセリフはありますか?」

受講者から「ここは設定を説明しているセリフなので、必要ないかも…」と出てきて、

「では削ってみましょう」と次々とセリフをカットしていきました。


「残ったこの数行のセリフだけで、さっきと同じようにお芝居で表現してみてください」


脚本の感情だけを切り取ったお芝居でも受講者のみなさんは

果敢にチャレンジし、時には涙を流す俳優もいて、

どんどん変化をしていき、

セリフがなくても十分に表現できる芝居に達していました。




受講者ひとり1人に向き合って、それぞれお芝居の中で感じた事を皆で共有し、

プロデューサー・監督目線でも優しくアドバイスを伝えてくださいました。


日本の映画・映像界を引っ張る森谷プロデューサーによるプレミアムな時間になりました。

お忙しいところ、クリアクトへお越し下さりありがとうございました!




当スタジオでは、一流の講師をお呼びして定期的に特別クラス、ワークショップを開催しております。


ご入会者へは、通常クラス+特別クラス受講可能となり

俳優にとって必要な演技力をつけて、トップクリエイターとの出会い~現場出演デビューまでバックアップしています。


役者のための演技トレーニングスタジオ

「CREACT -クリアクト-」




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