藤澤浩和監督 特別ワークショップ開催しました!

2024年5月、様々な映像作品で脚本・監督を務める藤澤浩和監督にお越し頂き特別ワークショップ開催しました!
今回は、カメラで撮影して映像現場を体感するワークショップという事で、監督自ら機材をスタジオに持ち込んみ、現場と同じように撮影していきます。
初めに自身が助監督時代のお話や、好きな映画のお話、また皆さんのプロフィールを見てオーディション等で突破する為のアドバイスなど、俳優にとって実のあるお話をたくさんして頂きました。

事前に頂いた台本をもとに、受講者それぞれが組み分けを決めて、役や状況、バックグラウンドについて話合い、そこから、リハーサルを加え、カット割りのある撮影に入っていきます。
「現場は時間がないです。どんどん自ら能動的に動いていけば、自分の演じる時間も増えるので、そうしましょうね!」
現場基準でのアドバイスが受講者を動かします。
自分達が演じる状況のセッティングを済ませ、撮影開始。
監督は「緊張して良いお芝居はできないですからね~」と受講者を時折ほぐしてから、撮影を進めていきます。
1カット1カット、撮影後にモニターでチェックして、それぞれのお芝居をフィードバック。

それを見ていた他の受講者にも
「伝わった事、伝わらなかった事」「改善点」
などを聞き、チェックします。
自分では、こう考えて芝居したが、画面を見ると以外と伝わっていなかったり、
余分な動きが多かったり、一つの仕草が邪魔になったり、、、
「では、ここをこう改善して次のカットを撮影しましょう。」

皆、他のチームが撮影している際も、真剣に現場を見ています。
それを感じて、カメラ前に立つ演者も良いパフォーマンスが出てきます。

台本が自由度の高い設定になっていたので、
各チームごと、セリフはほぼ同じなのに、全く違う作品に見えてきます。
「この短い中で伝わらないバックグラウンドを作っても、あまり意味はない」
「なるべく伝わる状況をお芝居で表現しましょう」
監督は都度、受講者からの疑問にも答え、それぞれの芝居が良くなるように誘導していきます。
一貫して「撮影現場基準」を伝えて下さり、受講者それぞれが芝居で打ち返していきます。
後日、編集後の映像も送って下さり、カットが繋がった映像を見るとちゃんと映像作品になっており、受講者それぞれの個性やお芝居感も垣間見れて、映像資料としても有効です。
限られた時間内で、受講者それぞれが現場に行った感覚でお芝居に挑める…
そんな貴重なクラスとなりました。
藤澤監督、お忙しいところクリアクトにお越しいただきありがとうございました!
今後もこのクラスで学んだ事を、次は仕事に繋がるように邁進していきましょう!
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