クリアクトワークショップ
2月12日CREACT第2回目。
今回はテキストを使ってのワークショップをしました。
まずは基礎となる役者の軸を作る身体と声を整えることから始めました。
身体をほぐし、発声。
“自分の状態を知る”
1番怠りがちなところですが、本物のプロであればあるほど、基礎を忘れません。
プロは当たり前のように習慣のようにやっています。
いつでも自分の力を発揮できる準備をしています。
講師である川岡大次郎さんからも過去の経験から得たエピソードを今回も色々と教えて頂きました。
経験からの言葉はとても説得力があり、心にスッと入ってきます。
たくさんの現場を経験してきた人しかわからないこと、感じたことがあります。
いつでも役者にはなれますが、本物のプロの役者になるには相当の努力が必要です。
そこへ向かっていきたいという皆さんの熱意もとても伝わってきました。
個々の持ち味を活かしながら、得意な部分も苦手な部分も試していけるのがワークショップの良さです。
現場で120%の力を発揮できる準備をする為に。
現場ではどんな状況でも120%を出さなければいけません。
その準備をする1つの方法としてワークショップというものがあるのではないでしょうか。
今回も、色々とオーダーを出して下さり、チャレンジさせて頂けました。
まだ2回目ですが、それぞれの個性もわかってきました。
そして、クリアクトではみんなでコミュニケーション、ディスカッションをする時間も大事にしています。
どんどんアウトプットし、そしてインプットしていく。
意見を交わし合い、お互いの想いや感じたことを話し合います。
1つのシチュエーションでも考え方は十人十色です。
聞いていると、こんなにも感じていること、思っていることが違うんだと発見があります。 そこに面白さがあります。
これからも良いものはたくさん吸収していってほしいです。
役者はあらゆる演出家に対応していかなければいけません。
自分が好きな時に好きように表現ができるわけではありません。
色々な制限がある中で演じていかなければいけないことを今回たくさん学べました。
表現に正解はない。
難しい世界だからこそ、やり甲斐があります。
これからもクリアクトではたくさんチャレンジしてもらい、表現の幅をどんどん広げていってほしいと願っております!
CREACT -クリアクト-