筧昌也監督特別ワークショップ1日目
第一回「筧昌也監督特別ワークショップ」が開催されました。

多くの参加者の方々には1人1人自己紹介をしてもらい、課題でもあった“緊張したエピソードを面白く語って下さい”というものがありました。
1分で自己紹介をするのはなかなか大変なもので、結局長くなってしまいがちですが、1分以内でも簡潔にかつ面白くまとめられる方もいました。
1つの自己紹介でも印象に残るか残らないかがポイントだと感じました。

そして、事前にお渡しした課題をそれぞれ役作りをしてきて頂き、演じて頂きました。
やはり、人それぞれ個性も感性も違うので、色々な方の演技が見られたことは勉強になります。
演じるだけが学びではありません。
他の方の演技を見て学ぶこともたくさんあります。
現場でもそうです。自分ばかりのことを考えていては、良い演技が出来ません。
相手がいて、自分がいることを忘れないことが大切です。
1人演技でも演出家がいて自分がいることを常に感じていなければなりません。
自分の思うようにやることは必要ですが、相手や演出家の要望を感じ取りながら芝居をしないと成立しません。

芝居に正解がないように、色々なやり方があります。
常に自分にたくさんのストックを用意しておくことで、急な演出にも対応できるように日々訓練が必要です。
急に現場に出て、完璧な演技ができる方はほとんどいません。
だからこそ、日々のトレーニングが必要なのです。
今回もそう感じました。

次回、2回目の特別ワークショップで何が生まれるか、とても楽しみです。
日々、自分は役者だという意識を持って生きていきましょう。
CREACT