脚本から読み解く
昨日のクリアクトはテキストを使ってのレッスンでした。
1冊の脚本からその作品を読み取っていくことから始めました。
その作品をどう理解し、どう読んだか、簡潔に人にどのくらい伝えられるか。
こういう話なんだよと人へ伝えられるようにすること。

役者は作家の考えたこと、表現したいことを代わりに表現をする仕事です。
作品があっての役者です。
台本をもらったら、何度も読み、理解し、読み解いていくこと。
理解した上で、やっと演じられるのです。
脚本を理解しなければ、演じられません。深く深く掘り下げていくことが大切です。

そして、脚本でわからないことがあれば、すぐに調べる癖をつけること。
今はインターネット、携帯ですぐに調べられる時代になりました。
脚本の中で“わからない”というものは、すぐに調べてなくすこと。
わからないをわからないままで終わらせない。
専門用語や聞き慣れない言葉もたくさん出てくると思います。
そういう時はすぐに調べましょう。

午後のクラスでは、始めに目の印象の練習をしました。
まず、普段、私たちがしている1つのアクションでどれだけの意味があるかを知ることが大切です。まばたき、目線1つで意味が変わります。
それほど、演技というものは繊細なものなのです。
普段、自分や人がしている、アクションに注目して研究してみるのもいいかもしれません。
CREACT