松森望宏 / Matumori Nozomi

1984年、北海道生まれ。日本大学藝術学部演劇学科卒業。

日本演出者協会会員。

2006年より、演出助手として様々な舞台で活動し演劇制作に関わる。

2012年から演出を始め、演出した舞台『胎内』（2012/三好十郎作）が英国シェフィールド国際演劇祭（International Student Drama Festival）で最優秀演出家賞を受賞。

2016年には自身初となる古典戯曲を上演する演劇ユニット「CEDAR」を立ち上げ、『夜への長い旅路』（2017/ユージン・オニール作）、『胎内』（2017/三好十郎作）、『群盗』（2018／フリードリヒ・フォン・シラー作）、『建築家とアッシリア皇帝』(2018/フェルナンド・アラバール)、『悪霊』（2020/ドストエフスキー原作・カミュ脚本）を上演する。

硬派な作品をじっくりエンタテインメント作品として創造することをテーマに活動している。

他演出作品として、『熱帯樹』（2014/三島由紀夫作）、『カレーライフ』（2015/竹内真原作・鈴木哲也脚本）、『巣』（2015/佐藤奈央作）、『ツイン・ベッド～カルカッタの眠れない夜～』（2015/水谷龍二作）などがある。

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[松森望宏さんよりメッセージ]

受講者の皆様へ
この度、初めてクリアクトの講座を担当させていただきます舞台演出を行なっております松森望宏と申します。演劇の演出を主に行なっております。何卒よろしくお願いします。
本講座では、実際の演劇稽古場に即した現場的なことを実感していただけるような講座を考えております。役作りに必要な準備の仕方、本読みで行う作業、立ち稽古での作業を通して、どのように俳優が事前に準備をし、稽古に臨むべきなのかを一緒に考えて行きたいと思います。演出家がどんなことを考えながら稽古に臨んでいるかもお伝えできればと思います。
他講座でフィジカル的なメソードや座学等を受講されていると思いますが、それをどの様に稽古場に生かすか、短い時間ではございますが一緒に考えていきたいと思います。